外付けHDDをクラウド化する方法は?メリットや注意点をわかりやすく解説

通信ノウハウ

外付けHDDのクラウド化は、業務効率化や重要なデータのバックアップに効果的です。

本記事では、外付けHDDをクラウド化する方法やメリット、注意点までをわかりやすく解説します。

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記事サマリー

外付けHDDのクラウド化とは

外付けHDDのクラウド化とは、外付けHDDに保存しているデータをクラウドストレージなどに移行し、インターネット上で複数のデバイスからデータにアクセスできる状態にすることを意味します。

クラウドストレージには、Google DriveやDropbox、OneDriveなど、さまざまな種類のサービスがあります。

外付けHDDは基本的にUSBでパソコンに接続するため、1台のパソコンでしか保存されたデータにアクセスできません。

クラウドストレージなどを活用して外付けHDDのクラウド化を行うと、インターネット接続が可能な環境であれば、場所を選ばず複数のデバイスからデータにアクセスできるようになります。

外付けHDDをクラウド化するメリット

外付けHDDをクラウド化すると、主に次のメリットがあります。

  • 複数のデバイスでデータの共有がしやすい
  • 簡単にストレージ容量の追加ができる
  • 導入費用や維持費用が安くなる場合がある
  • 外付けHDDの突然の故障に備えられる

外付けストレージとの比較も踏まえた上で、それぞれのメリットについて解説します。

複数のデバイスでデータの共有がしやすい

外付けHDDをクラウド化すると、インターネット経由で複数のデバイスからデータにアクセスできます。

商談先にいるときや在宅ワーク時にファイルやデータが必要になった際、オフィスに戻らずアクセスでき、業務効率の向上につながります。

また、複数人でのデータ共有や共同作業もしやすくなるため、チームやグループで業務に取り組む場合にも便利です。

簡単にストレージ容量の追加ができる

外付けHDDの容量が不足した場合、保存しているデータの整理や削除、外付けHDD本体の追加購入や買替えが必要です。

保存するデータが大量にある場合は整理や削除に時間がかかり、本体の追加購入にも手間が発生してしまいます。

一方、クラウドストレージなどを活用すれば、必要に応じて簡単に容量を追加できるため、時間や労力の節約につながります。

導入費用や維持費用が安くなる場合がある

クラウドストレージの導入は、外付けHDDを購入するよりも、初期費用や維持費用を削減できる場合があります。

クラウドストレージは一定の容量まで無料で利用できるサービスも多く、また物理サーバーの設置や定期的なメンテナンスが不要で、管理の手間・費用も省けます。

プランの選択とお申込み手続きだけで手軽に利用を開始できるため、スムーズに導入できます。

ただし、データ容量が大きくなると、クラウドサービスの月額料金は上がる傾向にあるため、利用目的に合わせて選ぶことが大切です。

外付けHDDの突然の故障に備えられる

外付けHDDは、落下による衝撃や経年劣化により突然故障するリスクがあり、大切なデータが読み取れなくなってしまうケースも起こり得ます。

一方、外付けHDDのクラウド化でデータを移行しておけば、物理的な故障によるデータの消失を避けられます。

加えて、外付けHDDとクラウドサービスの両方にデータが保存され、バックアップが取れている状態になれば、データを損失するリスクを大幅に軽減できるため、外付けHDDのクラウド化は大きなメリットがあります。

外付けHDDをクラウド化する際の注意点

イメージ

数多くのメリットがある外付けHDDのクラウド化ですが、次の注意点があることを理解しておきましょう。

  • インターネットに接続できない環境ではデータにアクセスできない
  • クラウドサービスが終了した場合に備える必要がある
  • サイバー攻撃を受けるリスクがある

それぞれの注意点について解説します。

インターネットに接続できない環境ではデータにアクセスできない

外付けHDDのクラウド化は場所や時間を問わず利用できる点がメリットですが、そのためにはインターネット環境が必要不可欠です。

オフライン環境ではクラウドストレージにアクセスできず、インターネット接続が不安定な場合にも快適な利用はできない可能性がある点には注意が必要です。

クラウドサービスが終了した場合に備える必要がある

クラウドサービスには、将来的なサービス自体の終了や仕様変更のリスクが伴います。

仕事で利用している場合、特定のサービスに依存しすぎると、サービスの停止時に業務へ大きな影響が出る可能性も考えられます。

外付けHDDをクラウド化する際は、万一のサービス終了に備え、定期的にデータをバックアップしましょう。

サイバー攻撃を受けるリスクがある

クラウドストレージにはインターネット経由でアクセスできるため、サイバー攻撃の対象となる恐れがあります。

不正アクセスやマルウェア感染によって、保存しているデータが流出・改ざんされるリスクもあるため、クラウドストレージを利用する際にはパスワードの管理や多要素認証の導入など、セキュリティ対策が必要不可欠です。

機密性の高いデータには、暗号化やアクセス制限の設定も行うと、より安全性を高められます。

外付けHDDをクラウド化する方法

外付けHDDをクラウド化するには、大きく分けて次の2つの方法が挙げられます。

  • クラウドストレージを活用する方法
  • LANルーターに接続する方法

それぞれの方法について解説します。

クラウドストレージを活用する方法

ひとつ目の方法は、クラウドストレージを活用する方法です。

Google DriveやOneDrive、Dropboxなどのオンラインストレージに、外付けHDD内のデータを移動することでクラウド化できます。

データを外付けHDD内にも残した上で、オンラインストレージにコピーすると、万一のときのバックアップとしても活用できます。

ただし、片方を更新してももう一方が自動同期されるわけではないため、定期的にご自身でデータの同期を行うことを心がけましょう。

LANルーターに接続する方法

ふたつ目の方法は、LANルーターに接続する方法です。

USBポートがあるLANルーターに外付けHDDを接続して各自設定を行えば、ネットワーク上でのデータのやり取りが可能になります。

また、LANルーターにUSBポートが無い場合でも、市販のLANアダプターを活用して接続することで外付けHDDにネットワーク経由でアクセスできるようになります。

詳細な手順は、メーカーや製品によって異なるため、マニュアルや公式サイトを参考にしてください。

クラウド化したデータのセキュリティ対策は「ドコモ光」におまかせ

外付けHDDをクラウド化した後は、データのセキュリティ対策が必要不可欠です。

市販のセキュリティソフトも数多くありますが、一部のインターネット回線事業者は、割安な料金でセキュリティソフトを利用できるサービスを提供しています。

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クラウド化したデータのセキュリティ対策を検討中で、高速通信が可能なインターネット回線をお探しの方はぜひ「ドコモ光」をご検討ください。

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外付けHDDをクラウド化して快適に利用しよう

外付けHDDのクラウド化とは、外付けHDDに保存しているデータをクラウドストレージなどに移行し、インターネット経由でデータにアクセスできる状態にすることです。

インターネット接続が可能な環境なら、場所を選ばず複数のデバイスからデータにアクセスできる一方、サイバー攻撃を受けるリスクがあるため、外付けHDDのクラウド化にはセキュリティ対策が必要不可欠です。

「ドコモ光」では、高品質なセキュリティサービスの「ネットワークセキュリティ」を利用できます。

さらに、一部地域限定で「ドコモ光 10ギガ」も提供中なので、快適な通信速度のインターネット回線を求めている方はぜひご検討ください。

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