光キャビネットの取り付けは必ず必要?ビス留めや穴あけなど気になる項目もチェック

通信ノウハウ

光回線について調べるなかで、「光キャビネット」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。普段あまり耳にしない専門的な用語なので、「光キャビネット」がどんなものか知っている方は少ないと思います。

また、光キャビネットを設置するには穴あけが必要といった噂を聞き、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、光キャビネットとは何なのか、概要をわかりやすく解説します。光キャビネットを利用する工事の流れも詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

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記事サマリー

そもそも光キャビネットとは?

はじめに、光キャビネットの概要について説明します。光キャビネットが何を意味するのか知ることで、光回線の導入の検討を進めやすくなるでしょう。

光回線の工事で取り付ける可能性があるもの

光キャビネットとは、光回線の工事を行う際、回線工事を行う建物の屋外に取り付けることがある箱状のものです。契約内容や建物の状態などによっては取り付けが不要なケースもあり、光回線を利用する際に必ずしも必要となるわけではありません。

光キャビネットは、屋外から引き込まれた光ファイバーケーブルの成端で、なおかつ宅内の光ファイバーケーブルを中継するアダプタの役割を担っています。

光キャビネットの大きさと中身

光キャビネットの形状は、長方形もしくは正方形の箱型です。具体的な大きさはものによって異なりますが、たとえば以下のような寸法のものがあります。

  • 例1:横:約80mm 縦:約180mm 奥行:約40mm
  • 例2:横:約300mm 縦:約500mm 奥行:約100mm

箱の中にはケーブルやアダプタがまとめて収納されています。グレーに近い白のような色味をしているのが一般的です。

光キャビネットを使う工事の流れや疑問点を解説

続いて、光キャビネットを使う工事の流れを解説します。「ビス留め工事は必要か?」「壁に穴があくのか?」など、気になる疑問を解決しましょう。

光キャビネットを取り付ける場合、工事は2回行う

光キャビネットを取り付ける場合、ビス留めが発生する場合や、光ファイバーケーブルの引き込みにともなう新規穴あけが発生する可能性があります。そのため、賃貸の物件は所有者に必ず工事の許可をもらわなくてはなりません。

光キャビネットの取り付けがある工事では、「宅内工事」と「屋外工事」の計2回の工事が行われます。おおまかな流れは次のとおりです。

  1. 宅内工事の予定日を決める
  2. 業者より宅内工事の訪問事前連絡がある
  3. 宅内工事が実施される(宅内工事完了)
  4. 屋外工事の予定日を決める
  5. 業者より屋外工事の訪問事前連絡がある
  6. 屋外工事が実施される(屋外工事完了)
  7. 光回線の利用開始

宅内工事では、まず外壁に光キャビネットをビス留めし、設置した光キャビネットから宅内へ光ファイバーケーブルを引き込みます。宅内へ引き込んだ光ファイバーケーブルに光コンセントの取り付けを行い、光コンセントとONUをつないだら宅内工事は完了です。

屋外工事では、最寄りの電柱から光ファイバーケーブルを引き込み、光キャビネットへの接続を行います。

なお、光コンセントには、通常のコンセントと一体型のタイプと分離型の2種類があり、見た目には変化がありますが、性能に違いはありません。使用する種類は、建物の構造によって決まります。

ビス留めせず両面テープで設置する方法もある

前述したとおり、光キャビネットを取り付ける際は、外壁にビス留めして設置する方法が一般的です。解約後に撤去工事を実施した場合、ビス留めした箇所は穴埋めしてくれる業者もいます。

外壁に穴を空けることに抵抗がある場合は、必ずしもビス留めをする必要はありません。強度は落ちますが、建築用の両面テープで設置する方法もあります。その際は、事前に工事担当者に両面テープでの施工希望を伝えておくと良いでしょう。

ただし、建物の構造によっては、ビス留めや壁に穴を開ける作業が必要となるケースもあるため、心配な方は事前に確認するようにしてください。

マンションでは光キャビネットが不要なケースもある

光ファイバーケーブルが自宅内に引き込まれている場合、光キャビネットを取り付ける工事は不要となります。光キャビネットの取り付けが不要な場合、工事が一度で済むため手間も削減できるでしょう。

マンションなどの集合住宅では、すでに光ファイバーケーブルの導入が済んでいるケースが多いです。自身のマンションで光キャビネットの取り付け工事が必要かわからない場合は、管理会社やオーナーに光ファイバーケーブルの導入有無を確認しましょう。

「ドコモ光」なら1回の工事で光回線が開通する

イメージ

光回線を導入したくても、工事の日程を調節したり工事に立合ったりするのは面倒に感じるかもしれません。

そんな時には、光回線の開通工事が1回で済む回線事業者を選ぶのも選択肢のひとつです。プロバイダ一体型の光インターネットサービスを提供している「ドコモ光」なら、イレギュラーな場合を除き工事を1回で完了できます。

ここでは、「ドコモ光」の工事の流れや料金などの詳細を紹介するので、工事に手間がかかることで光回線の導入を悩んでいる方はぜひご一読ください。

「ドコモ光」で行う光回線の工事内容

「ドコモ光」で行う工事のおおまかな流れは、次のとおりです。

  1. 「ドコモ光」を申込む
  2. 担当者より、申込み内容の確認やサービスの案内を行う
  3. 工事日を調整する
  4. 開通工事を実施する(立合いが必要)
  5. 宅内機器の接続や設定を行う

はじめに、「ドコモ光」公式サイトの専用フォームから「ドコモ光」の申込みを行ってください。その後、担当の者からご連絡を行い、お申込み内容の確認やサービスのご案内をいたします。ご不明点や気がかかりなことがございましたら、お気軽にお尋ねください。

開通工事では、最寄りの電柱から宅内へ光コンセントを引き込み、光コンセントにONU(もしくは「ドコモ光電話対応ルーター」)を設置します。

「ドコモ光」の配線の種類は、「戸建て」「マンション光配線方式」「マンションVDSL方式」「マンションLAN配線方式」という4種類です。それぞれの見やすい図面はこちらからご確認いただけますので、ぜひ参考としてご覧ください。

「工事の前にご確認いただくこと」はこちら

「ドコモ光」の料金や契約期間などの詳細

「ドコモ光」では、スタンダードな「ドコモ光 1ギガ」プランのほか、高速通信対応の「ドコモ光 10ギガ」プランも一部エリアで提供を開始しています。

契約期間は「定期契約なし」もしくは「2年定期契約」から選択でき、それぞれの月額料金やそのほかの詳細は以下のとおりです。

月額料金(ドコモ光 1ギガ)※1(マンション)
タイプA:定期契約あり4,400円(税込)、定期契約なし5,500円(税込)
タイプB:定期契約あり4,620円(税込)、定期契約なし5,720円(税込)
単独タイプ:定期契約あり4,180円(税込)、定期契約なし5,280円(税込)
(戸建て)
タイプA:定期契約あり5,720円(税込)、定期契約なし7,370円(税込)
タイプB:定期契約あり5,940円(税込)、定期契約なし7,590円(税込)
単独タイプ:定期契約あり5,500円(税込)、定期契約なし7,150円(税込)
ドコモ光ミニ:定期契約あり2,970~6,270円(税込)、定期契約なし4,620~7,920円(税込)
月額料金(ドコモ光 10ギガ)※2タイプA:定期契約あり6,930円(税込)、定期契約なし8,580円(税込)
タイプB:定期契約あり7,150円(税込)、定期契約なし8,800円(税込)
単独タイプ:定期契約あり6,490円(税込)、定期契約なし8,140円(税込)
契約期間※3なし または 2年定期契約
最大通信速度※4ドコモ光 1ギガ:最大1Gbps
ドコモ光 10ギガ:最大10Gbps
申込み方法①ご相談フォームで受付
②ご相談(希望の曜日・時間に電話)
③申込み完了(そのまま電話で申込み可能)

※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申し込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申し込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※ 3ベストエフォート値による最大通信速度
※ 4 提供エリアは一部地域に限る

工事の実施には費用がかかりますが、「ドコモ光」へ新規申込みかつ派遣工事ありの場合、最大60回での分割払いができます。戸建ての場合は月々330円(税込)/60回、マンションの場合は月々275円(税込)/60回から工事の実施が可能です。

さらに、新規の申込みで工事が必要な場合は、工事費が無料になる「新規工事無料特典※」をご利用になれます。

「ドコモ光」のさらなる詳細は、以下の公式サイトからご覧いただけます。

「ドコモのスマホ」ならご家族全員のスマホ料金から
永年最大1,100円(税込)/月割引!※1
「ドコモ光」の申し込み
・無料相談をする

※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

※ 新規契約の契約事務手数料(3,300円(税込))は別途必要、特典適用対象工事料は「ドコモ光」通常工事料のみなど条件あり

工事にかかる回数や手間を考慮して光回線の契約先を選ぼう

光キャビネットは、電柱から引き込んだ光ファイバーケーブルを宅内に中継する役割を持っています。通常は外壁へのビス留めが必要ですが、両面テープで代用することもできるため、抵抗がある方は工事担当者に意向を伝えてみましょう。

光キャビネットを設置する場合は、宅内工事と屋外工事の計2回が必要です。工事の日程調整などにかける手間を軽減したい方は、工事が1回で済む回線事業者との契約を検討するのも良いでしょう。

プロバイダと一体型の料金プランを提供している「ドコモ光」なら、光キャビネット不要で工事が1回で済みます。そのほかのサポートも充実しているので、ぜひ以下の公式サイトもチェックしてみてください。

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※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト(1GB超)」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト(1GB超)」も対象となります。「5Gギガライト/ギガライト(1GB超~3GB)」は550円(税込)/月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。

※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。

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