プロバイダの乗り換えとは?手順や注意点、選び方をわかりやすく解説

通信ノウハウ プロバイダ 乗り換え

プロバイダ(インターネットサービスプロバイダ、ISP)は回線とインターネットの接続窓口、アクセスポイントのサービスを提供する事業者です。

現在、国内では多くのプロバイダが存在し、それぞれにさまざまなサービスを提供しています。

今回は、プロバイダの乗り換えを検討されている方に向けて、プロバイダを乗り換えるときに必要なこと、手順、注意点などをわかりやすく解説します。

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記事サマリー

プロバイダの乗り換えとは?

プロバイダの乗り換えとは、インターネットと回線を接続するサービスを提供する「プロバイダ」を変更することです。

インターネットを利用する際には、インターネット回線のサービスを提供する「回線事業者」と、接続サービスを提供する「接続サービス事業者=プロバイダ」の両方と契約する必要があります。

回線の種類によりサービス内容に違いがあるように、プロバイダごとに提供される通信環境の安定性や付加サービスには違いがあります。

プロバイダを乗り換えることで、よりご自身の利用スタイルに合ったネット環境を構築できるケースもあるため、プロバイダの乗り換えはインターネットを快適に利用する上で1つの選択肢となる手段です。

工事は必要なのか?

プロバイダの乗り換えでは、基本的にこれまで利用してきた回線をそのまま利用するため、回線工事の必要はありません。

たとえば、フレッツ回線を利用しており、フレッツ回線に対応するほかのプロバイダへ乗り換えるケースでは、プロバイダへの変更手続きとご自宅の通信機器の設定変更により、比較的簡単に乗り換えが可能です。

また、乗り換え時期の調整により、インターネットが利用できなくなる期間もありません。これまでどおりインターネットを利用しつつ、プロバイダの乗り換えが行えます。

ただし、利用している回線とプロバイダの両方を変える場合には、工事が必要となる場合があります。

パソコン設定の変更は必要なのか?

プロバイダを乗り換えた場合は、パソコンなどのデバイスの設定変更が必要です。新しく契約したプロバイダから送付されるアカウントIDやパスワードなどの設定変更を行います。

設定変更の詳しい内容はプロバイダから送付される説明書に記載されているので、説明書の指示に従い、変更を実施してください。

プロバイダを乗り換える手順

プロバイダを乗り換える際には、一般的に下記のような手順を踏みます。

  1. 希望するプロバイダへ申込みをする
  2. 利用開始日の知らせを受ける
  3. 現在利用しているプロバイダへ解約を申込む
  4. 利用開始日以降に設定の変更を行う

それぞれの手順を以下で詳しく見ていきましょう。

1.希望するプロバイダへ申込みをする

プロバイダの乗り換えで最初に行う手続きは、希望するプロバイダへの申込みです。乗り換えたいプロバイダを選び、申込みの手続きを実施してください。

申込みの手続きはプロバイダにより異なりますが、インターネットや電話からが一般的です。店舗や提携ショップをもつ事業者の場合は、店舗で申込める場合もあります。

2.利用開始日の知らせを受ける

申込みが完了し、プロバイダによる受付手続きが済んだら、プロバイダから会員証や説明書などが送付されます。

会員証には新しいプロバイダのIDやパスワードが記載されているため、大切に保管しておきましょう。

また、送付された書類には新しいプロバイダの利用開始日が記載されているため、必ず確認しましょう。

3.現在利用しているプロバイダへ解約を申込む

乗り換えるプロバイダとの手続きを終え、利用開始日が判明したら、現在利用しているプロバイダへ解約手続きを行います。

注意点は、解約日を新しいプロバイダの利用開始日以降で、かつ同月内に設定することです。解約日をこのように設定すると、インターネットが利用できない期間なくプロバイダの乗り換え手続きが行えます。

また、回線契約ではなく、プロバイダ契約の解約である点もご注意ください。

4.利用開始日以降に設定の変更を行う

利用開始日がきたら、パソコンなどデバイスの設定変更を行いましょう。前のプロバイダで利用していたIDやパスワードを、新しいプロバイダのIDやパスワードへと変更します。

設定変更は新しいプロバイダの説明書・ガイドに従って変更してください。説明書はプロバイダから送付される郵便物に同封されている場合やインターネット上で閲覧する場合などがあります。

プロバイダを乗り換える際の注意点

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次に、プロバイダを乗り換える際に注意したい点を3つピックアップしてご紹介します。

通信速度、接続方式はプロバイダによって異なる

最大通信速度は回線に依存しますが、通信の安定性や接続方式への対応はプロバイダにより異なります。プロバイダの乗り換えにより通信速度の改善を図りたい方は、プロバイダの通信の安定性や接続方式を確認しておきましょう。

なお、プロバイダによりセキュリティや料金プラン、サービス内容にも違いがあるため、あわせてチェックしてください。

プロバイダ提供のメールアドレスは使えなくなる

乗り換え前のプロバイダでプロバイダ提供のメールアドレスを利用していた場合、基本的に乗り換え後は利用できなくなるため注意しましょう。

重要なメールはメールボックスから別のファイルへ移しておく、ショッピングサイトなどにプロバイダ提供のメールアドレスを登録している場合は変更しておく、などの対処が必要です。

ただし、メールアドレスのプランのみの契約への変更により、継続して利用できるケースもあります。

違約金がないかを確認する

プロバイダを乗り換える場合、乗り換え前のプロバイダの契約プランによっては違約金が発生する場合があります。

事前に利用中のプロバイダに確認し、違約金が発生しないか確認しておくようにしましょう。

乗り換えるプロバイダの選び方

乗り換えるプロバイダを選ぶ際には、下記のようなポイントがあります。

  • 月額料金はいくらか
  • IPv6接続に対応しているか
  • 付加サービスにはどのようなものがあるのか

プロバイダを利用する料金は、プロバイダごとに設定されています。割安な月額料金が設定されているプロバイダや割引特典の適用のあるプロバイダを選ぶことで、料金を抑えることも可能です。

また、IPv6接続と呼ばれる次世代の接続方式を利用すると、回線の混雑を避けてより快適なインターネットを利用できます。プロバイダにより対応状況には違いがあるため、IPv6接続に対応しているかも事前に確認しておきましょう。

なお、プロバイダの乗り換えを検討する場合には、回線とプロバイダがセットになった光コラボレーションへの乗り換えも魅力的です。

光コラボレーションでは回線とプロバイダの窓口が1つとなっているため、月々の支払いを1つにまとめることができます。

また、フレッツ光やほかの光コラボレーションからの乗り換えであれば、転用や事業者変更の手続きのみで基本的に工事の必要もありません。スムーズな乗り換えが可能なため、おすすめのサービスとなっています。

乗り換えなら「ドコモ光」がおすすめ

「ドコモ光」は「光回線」と「プロバイダ」がセットとなった光コラボレーションのサービスです。

「ドコモ光」の魅力は豊富なプロバイダにあります。「ドコモ光 1ギガ」は23のプロバイダ、「ドコモ光 10ギガ」は9のプロバイダに対応しています(2022年6月1日現在)。

プロバイダごとにさまざまなサポートサービスやセキュリティサービスを提供しており、多くの選択肢のなかからご自身の利用スタイルに合ったプロバイダを選択可能です。

また、各プロバイダではIPv6接続に対応しているため、次世代のインターネット・プロトコルのネット接続も利用できます。

回線はフレッツ回線を利用しており、フレッツ光やほかの光コラボからの乗り換えなら基本的に工事の必要もありません。

豊富なプロバイダから選べる光コラボレーションを利用してみたい方は、ぜひ「ドコモ光」のサービスを1度ご検討ください。

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※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo(0.5GBを除く)」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。

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※1 定期契約プランは、2年間同一の「ドコモ光」契約を継続して利用することが条件となり、解約(定期契約のない料金プランへの変更含む)のお申出がない場合は自動更新となります。当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて戸建タイプ 5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込) 、ドコモ光ミニ2,970円(税込)の解約金がかかります〈2022年6月30日以前にお申し込みのお客さまの場合、戸建タイプ14,300円(税込)(ドコモ光ミニ含む)、マンションタイプ8,800円(税込)の解約金となります〉
※2 2年間同一の「ドコモ光」の継続利用が条件となり、当該期間内での解約、定期契約のない料金プランへの変更などの場合、更新期間を除いて5,500円(税込)の解約金がかかります(2022年6月30日以前にお申し込みのお客さまの場合、14,300円(税込)の解約金がかかります)。なお、「ドコモ光」とペア回線(ドコモ光」と対になる携帯電話回線)の契約期間および更新期間はそれぞれ異なりますので、ご注意ください。
※ 3ベストエフォート値による最大通信速度
※ 4 提供エリアは一部地域に限る

ご自身のネット環境にあわせたプロバイダ選びが大切

プロバイダは、利用している回線とインターネットを接続する大切なサービスを提供しています。プロバイダの乗り換えは、ご自宅の通信機器の設定変更が必要な場合もありますが、基本的に工事の必要はありません。

プロバイダを乗り換える際は、まず新しいプロバイダへ契約を申込み、その後、今利用しているプロバイダを解約します。解約時には解約の時期や違約金の有無にご注意ください。

なお、プロバイダの乗り換えを検討する場合には、回線とプロバイダがセットとなった光コラボレーションへの乗り換えも検討してみてはいかがでしょうか。「ドコモ光」は豊富なプロバイダのなかから好きなプロバイダが選べるおすすめのサービスです。

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