光回線の工事が不要になるケース
光回線の派遣工事が不要になるケースとしては、以下の３つが挙げられます。
- フレッツ光からの転用
- 光コラボレーション間の事業者変更
- 光コンセントが既に設置済み
転用や事業者変更の場合は、乗り換え前の回線設備がそのまま使えるので、派遣工事は不要です。また、光コンセントが設置済みの場合も、工事が不要になるケースが多いです。
光回線の工事が不要になる3つのケースについて、それぞれ見ていきましょう。
フレッツ光からの転用
NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光から光コラボレーションへ乗り換える「転用」の場合、派遣工事は不要です。
光コラボレーションは、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光の回線を各事業者が借り受けて、自社のブランドとして提供する光回線サービスです。
乗り換え後もフレッツ光の回線設備がそのまま使えるので、設備の切り替えは必要なく、派遣工事なしで利用を開始できます。
光コラボレーション間の事業者変更
光コラボレーションから光コラボレーションへ乗り換える「事業者変更」の場合も、派遣工事は不要です。
乗り換え前も乗り換え後も、フレッツ光回線を使用してインターネットへ接続します。転用と同様に、乗り換え前の回線設備がそのまま使えるので、派遣工事は必要ありません。
光コンセントが既に設置済み
自宅に光コンセントがある場合は、派遣工事が不要になるケースが多いです。
光コンセントは、電柱から屋内に引き込んだ光ファイバーケーブルの出口となる差込口です。ONUやホームゲートウェイなどの通信機器のケーブルを光コンセントに差し込んで使用します。
光コンセントがあれば多くの場合、回線設備が導入済なので、派遣工事は不要となります。コンセントの差込口の周りなど、壁に光コンセントが設置されていないか確認してみましょう。「光」や「光コンセントSG」の文字が、光コンセントの目印です。
なお、前に住んでいた方が既に回線設備を撤去していた場合など、室内に光コンセントがあっても派遣工事が必要になるケースも一部あるので、ご注意ください。
光回線の工事が必要になるケース
既に紹介した工事不要の３つのケースに該当しない場合は、基本的に派遣工事が必要です。工事が必要なケースとしては、以下の3つが挙げられます。
- 新たに光回線を契約する場合
- フレッツ光・光コラボレーションと独自回線との間の乗り換え
- 10ギガのプランを契約する場合
新たに光回線を契約する場合
乗り換えではなく新規で光回線を契約する場合、部屋に光コンセントの設置がないと、派遣工事が必要です。部屋には回線設備が一切導入されていない状況となるため、工事を実施して自宅に光回線を引き込むことになります。
フレッツ光・光コラボレーションと独自回線との間の乗り換え
光回線には、フレッツ光や光コラボレーションのほかに「独自回線」のサービスもあります。独自回線による光回線サービスは、自社が保有する回線や、フレッツ光の予備回線(ダークファイバー)によって提供されます。
フレッツ光や光コラボレーションから独自回線、あるいは独自回線からフレッツ光や光コラボレーションへの乗り換えとなると、回線設備がそのまま使用できないため、派遣工事が必要です。
最大10Gbpsのプランを契約する場合
「ドコモ光」やフレッツ光などでは、最大10Gbps※に対応する光回線のプランが一部エリアで提供されています。最大1Gbpsの一般的な光回線と比較して、高速通信が可能です。
最大10Gbpsのプランでは、最新の通信に対応する通信設備が必要なため、最大1Gbpsの光回線を契約中の方も、新たに回線工事が必要となります。
※ ベストエフォート型サービスです。最大通信速度は技術規格上の最大値となり、お客さま宅内での実使用速度は利用環境・ご利用機器、回線の混雑状況などによって低下します。
光回線の工事をする際の注意点
光回線の工事をする際に特に注意しておきたい点は、以下の3点です。それぞれ見ていきましょう。
- 工事費用の支払いが必要になる
- マンションでは管理会社などに確認が必要になる
- 光回線の工事自体ができない場合もある
工事費用の支払いが必要になる
派遣工事の際には、工事費用の支払いが必要となります。
たとえば「ドコモ光」の場合、戸建てで19,800円(税込)、マンションで16,500円(税込)の工事費用が必要です。ほかの光回線についても、工事費用としては2～4万円程度のことが多いです。
冒頭で紹介した工事不要のケースに該当し、無派遣工事となる場合も、金額としては比較的少額となりますが、工事費用の支払いが必要です。「ドコモ光」の場合、無派遣工事の工事費用は2,200円(税込)となります。
無派遣工事では、自宅に回線を引き込むための立合いが必要な工事の実施はなく、NTT局所内での信号切り替えなどの工事のみとなります。
マンションでは管理会社などに確認が必要になる
マンションで建物の屋外工事が必要な場合、管理会社や大家さんに許可を取る必要があります。
マンションでは、電柱から建物内の共用部に光ファイバーケーブルを引き込み、そこから各部屋に配線をすることで、光回線が導入されます。
共用部に光回線が導入されていない場合、設備を導入するための屋外工事が必要です。事前に管理会社や大家さんに、工事の許可を取っておく必要があります。
無許可で工事を実施した場合、退去時の費用が高額になるなど、トラブルの元になるので、注意しましょう。
光回線の工事自体ができない場合もある
山間部や郊外で光ファイバーケーブルの敷設がない場合は、光回線の工事自体ができません。また、自宅が基地局から離れすぎている場合も、工事が難しいことがあります。
そのほか、建物の構造上、光ファイバーケーブルの引き込みができない場合などもあります。
光回線の工事自体ができない場合は、代わりにホームルーターやモバイルルーターを契約することも検討してみると良いでしょう。
工事なしでインターネットを利用する方法
光回線以外に目を向けると、工事不要でインターネットを利用する方法がいくつかあります。工事なしでインターネットを利用する方法としては主に以下の3つです。
- ホームルーターを利用する
- モバイルルーターを利用する
- ケーブルテレビのインターネットを利用する
ホームルーターを利用する
ホームルーターは、コンセントに挿して簡単な初期設定をするだけで使える据え置き型のルーターです。携帯電話回線などを利用してインターネットに接続します。
ホームルーターであれば、工事不要で機器が届いたその日から、インターネットが使えます。
モバイルルーターを利用する
モバイルルーターは、充電して持ち歩きできるタイプのルーターです。自宅だけでなく、外出先でも使えるのが光回線やホームルーターにないメリットです。
モバイルルーターも工事不要で、機器が届いたその日からインターネットが使えます。
ケーブルテレビのインターネットを利用する
ケーブルテレビでも、インターネット回線が利用できる場合があります。
特にケーブルテレビを現在契約中の方は、セットでインターネットを契約するのも選択肢のひとつです。ケーブルテレビを契約中であれば、工事不要でインターネットが使えます。
「ドコモ光」では、提携ケーブルテレビのテレビサービス、電話サービスを利用中の場合、そのまま切り替えが可能です。特にドコモユーザーの方は、スマホ料金へのセット割引も受けられるので、切り替えを検討してみるのがおすすめです。
「home 5G」なら工事不要で高速回線が使える
工事不要で使えるインターネット回線を探しているなら、ドコモの「home 5G」がおすすめです。
| 月額料金 | home 5Gプラン:4,950円(税込) |
| 機種代 | 71,280円(税込) |
| 初期費用 | 契約事務手数料3,850円(税込)(オンラインショップは無料) |
| 契約期間 | 定期契約なし |
| データ容量 | 無制限※5 |
| 購入先 | ドコモオンラインショップ ドコモショップ 量販店 |
※1 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※2 LANケーブル接続時は受信時最大2.5Gbps、Wi-Fi接続時は受信時最大で4.8Gbps（いずれも技術規格上の最大値）。機器接続時の通信速度は、お客さまの通信環境と接続機器の規格により異なります。
※3 通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。
※4 5Gの提供エリアは一部に限られます。エリアの詳細は「ドコモのホームページ」の「サービスエリアマップ」でご確認ください。なお、本サービスは4Gエリアでもご利用になれます。
※5 データ利用量が特に多い場合は、速度制限や通信が中断されることがあります。
「home 5G」は、5G対応の高速ホームルーターです。コンセントに挿して、簡単な初期設定をするだけで、すぐにインターネットが利用できます。
5G接続時には最大4.2 Gbps、4G接続時には最大1.7Gbpsの高速通信が可能で、Wi-Fi 6 にも対応します。ホームルーターとしてのスペックの高さが大きな魅力です。
また、「home 5G」を契約すると、ドコモとのセット割引「home 5G セット割」が適用できます。ドコモを契約中の家族全員のスマホ料金が最大1,100円割引(税込)です。通信費全体として大幅な節約が可能です。
「月々サポート」による割引もあり、「home 5G」の機種代金の分割払い相当額の割引も受けられます。36か月間は、毎月1,100円割引(税込)です。
工事不要で、自宅に高速のインターネット環境を導入したいと考えている方は、ぜひ「home 5G」を検討してみてはいかがでしょうか。
※1 「home 5G」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo（0.5GBを除く）」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」も対象となります。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円（税込）／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。
「ドコモ光」も事業者変更なら工事不要
なお、「ドコモ光」への乗り換えも、事業者変更なら工事は不要です。「ドコモ光」もフレッツ光回線を利用した光コラボレーションのサービスとなります。
キャンペーンとしては、新規工事料無料の特典 ※や、最大10,000ポイント(期間・用途限定)のdポイントプレゼント特典を実施中です。また、ドコモユーザーの方は、家族全員のスマホ料金が最大1,100円割引(税込)の「ドコモ光セット割」もあります。
特に光コラボレーションを契約中の方は、「ドコモ光」も合わせて検討してみてください。
永年最大1,100円(税込)／月割引！※1
・無料相談をする
※1 「ドコモ光」契約者と同一「ファミリー割引」グループ内の「eximo※2」「irumo（0.5GBを除く）」の契約者が対象です。「はじめてスマホプラン」「U15はじめてスマホプラン」は対象外です。同一「ファミリー割引」グループ内に「ドコモ光」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「ドコモ光セット割」が適用されます。また、「ドコモ光ミニ」「home 5G プラン」の両方が存在する場合は、「home 5G セット割」が適用されます。月額料金が日割り計算となる場合は、割引額も日割り計算となります。
※2 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト（1GB超）」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト（1GB超）」も対象となります。「5Gギガライト／ギガライト（1GB超～3GB）」は550円（税込）／月を割引します。また「5Gギガライト」「ギガライト」のご契約で、ご利用データ量が1GB以下の場合は対象外となります。
※ 特典適用対象工事料は「ドコモ光」の通常工事料のみとし、土日・祝日工事の追加工事料、「ドコモ光電話」などのオプション工事料、工事内容によって発生する追加料金は無料特典の適用外です。また、フレッツ光または提携CATVのインターネット接続サービスからのきりかえ・設置場所の移転のお申込みの場合は対象外です。
工事が不要になる方法を知って上手にインターネットを契約しよう
光回線でも、転用や事業者変更、部屋に光コンセントがある場合など、いくつかのケースで派遣工事なしで利用を開始できます。
こうしたケースに該当しない方も、光回線ではなく、ホームルーターを契約すれば、工事不要でインターネットを使うことが可能です。
ドコモの「home 5G」をはじめ、最近では5G対応のホームルーターも登場しています。工事不要でインターネットを使いたい方は、このあたりもインターネット契約の選択肢となります。
ぜひ、工事が不要になる方法を知って、上手にインターネットを契約していきましょう。
※「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
