全国交通事故の件数や場所、交通事故の種類さらに交通事故が起きる時間帯
編集部より

全国交通事故の件数や場所、
交通事故の種類さらに交通事故が起きる時間帯

今回のコラムでは、「全国交通事故の件数や場所、交通事故の種類さらに交通事故が起きる時間帯」についてご紹介します。

全国交通事故の件数

令和3年8月までの交通事故件数

令和3年8月までの全国の交通事故件数は194,408件。前年比723件増、増減率は-0.4%となっています。死亡事故や負傷者数も前年よりも減少傾向にあります。

交通事故の多い交差点ランキング

令和2年 全国のワースト10

人身事故の半数以上が発生するといわれる交差点・交差点付。大阪と福岡が上位6位までを占めています。東京は大原交差点が最も多くなっています。

交通事故の多い車両

1億走行キロ当たりの車種別人身事故発生件数(平成29年)

1億走行キロ当たりの人身事故発生件数を車種別に見てみると、軽乗用車が最も多く、普通乗用車、軽貨物車が続いています。運転を職業にしている場合より、一般の車両が多いことがわかります。

車両事故の類型

車両相互事故の類型別人身事故発生件数(平成29年)

全体の80%以上を占める車両相互事故についてさらに類型別にみると、追突(約41%)に続いて出会い頭(約28%)が多くなっています。特に前方と後方の注意が必要ですね。

交通事故の多い時間帯

平成28年から令和2年の5年間における死亡事故発生時間帯

平成28年から令和2年の5年間における死亡事故発生状況としては、日没時刻と重なる17時台から19時台に多く発生していることが分かりました。

日没時刻と重なる17時台から19時台の横断時の事故発生のタイミング

この夕暮れ時の時間帯は、帰宅時間にあたり、自動車と歩行者が衝突する事故が最も多く発生しており、事故類型別では、「横断中が約9割を占めている」こと、「横断場所の内訳では、横断歩道以外での発生が約8割で、横断歩道以外の横断における歩行者の約7割に法令違反があることなどが明らかとなりました。

日没時刻と重なる17時台から19時台の時刻発生場所

前方、後方の事故の車両相互事故はドライブレコーダーの証拠映像が有効です。また、夕方・夜間の歩行者の注意には、夜間でもきれいに写せる画素数の多いドライブレコーダーが有効です。

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